ふれあい鎌倉ホスピタル
スクラブは、患者様との関係性を築く上でもプラスに働く
Q1 今回の体験でスクラブに対するイメージは変わりましたか?
今回のモニターキャンペーンを通して、スクラブに対してイメージが変わった点と変わらない点がありました。
変わった点は、想像以上に多くの色やデザインがあるということです。
今まではスクラブと言えば、ブルー・ピンク・グリーンくらいかなというイメージでしたが、カラーバリエーションが豊富、個性的でお洒落というのが今のイメージです。
変わらない点は、程よい医療従事者感があるということです。
当院のユニフォームは上下とも白のケーシータイプですが、患者様から見ると医療関係という印象が強すぎる様です。スクラブの持つ親しみやすさは、患者様との関係性を築く上でもプラスに働くと思います。
Q2 着用してみて特徴的だった事柄を教えてください。
私が担当している訪問リハビリの患者様は、ご自宅に医療従事者が出入りすることを周辺の住民の方々にあまり知られたくない、という思いをお持ちでした。その一方でリハビリに対する意欲は高く、特に屋外歩行の自立をご本人もご家族も共に期待しておられました。
しかしケーシータイプの白衣を着たスタッフとは、屋外歩行に一緒に出たくないとのことで、評価も出来ず、活動への後押しが十分出来ていませんでした。そこでスクラブ(エメラルドグリーン)を着用して行き、屋外活動を提案すると、今度は受け入れて頂くことが出来ました。
患者様ご本人曰くは、ケーシー白衣は病院のイメージが強くて、世話になっている感がするが、スクラブだとその感じが程よく薄れ、自分の健康の為にサポートしてもらっている様に感じるとのことでした。
Q3 スクラブを着用して院内全体の雰囲気は変わりましたか。
今回はリハビリテーション科としてのモニター応募でしたので、院内全体の雰囲気までは変わらなかったと思いますが、リハビリ室の中は非常に新鮮な雰囲気になりました。
スクラブのカラーによる視覚的な効果もありましたが、スタッフが各々好きな色のユニフォームを着ている為か、以前よりも少し活気が生まれ、個性を持って仕事に取組んでいるという雰囲気を感じました。
院内の看護師などからも声を掛けられることがあり、特に女性のスタッフは、仕事のユニフォームでもオシャレをしたい!という希望が強いのかな、と感じました。
Q4 ご利用者さまからの反響はいかがでしょうか?
一番印象的だった反応は、見分けが付き易くなった、と言われたことでした。
普通であればスクラブを着用していたら、外科医師だと思われそうですが、当院の環境・状況ではあまりそういったイメージも無いようで、患者様の病室を訪れた時も「ああ、リハの方ね」「分かり易いわ」と言って頂きました。また、「キレイな色ね」等、会話が弾むこともありました。
Q5 スクラブは満足していただけましたか?
満足した点は、カラーバリエーションが豊富なことや、着用し易く、動き易い事です。
スタッフの中には「海外の医療ドラマみたい」といって嬉しそうにしていた人もいました。
またスクラブのデザインによってウエストやチェストの絞り具合が異なり、ややタイトに着たい人やゆったりと着たい人など好みに合わせて対応できる点が良いと思いました。
不満足な点は、ストレッチ性に優れた素材がやや少ないかなという印象があったことです。
ふれあい鎌倉ホスピタル
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