東京猫医療センター
- 動物病院
- 東京都
猫専門の動物病院で、愛猫のストレスを低減
東北や九州、海外からも来院
東京猫医療センターは「猫に特化した動物病院で、猫の専門医療を提供する」というコンセプトのもと、2012年4月に東京・森下に開業した猫の専門病院です。
同センターは一般診療のほかに、心臓病外来、腫瘍科外来などにも対応。予防医療、健康診断なども受け付けています。猫専門病院ということで、東北や九州など日本全国からも多くの方が愛猫を連れて来院し、 海外からも症例の相談が来ます
院内は、猫がストレスを感じないような配慮がなされています。例えば待合室と診察室は別の階にしています。これは診察室や処置室で緊張した猫の声が、待合室で順番を待つ猫に極力聞こえないようにする配慮です。
猫が持っている自己治癒力を最大限に生かす
米国テキサス州の猫専門病院での研修経験があり、猫に関する多くの著書がある、服部幸院長はこう説明します。
「猫のストレスをできるだけ低減することで、猫が持っている自己治癒力を最大限生かします。猫のストレスが低いと回復が早いというエビデンスはありませんが、入院中でもリラックスする猫たちの姿を見ると、間違った方針ではないと考えています」
毛が取りやすい 「パントン」スクラブの生地
東京猫医療センターでは、開院当時から獣医師とスタッフのユニフォームとしてフォークのスクラブを採用しています。
「ユニフォームを選ぶにあたり、白衣以外で動きやすいものを、と考えていました」と服部院長は話します。検討した上で、動きやすく、汚れが目立ちにくいカラーを展開するスクラブに決めました。
獣医師のスクラブカラーは落ち着いたダークネイビー、助手はサックスブルーと2色のカラーを採用しました。
このスクラブは、色のプロフェッショナルである「パントン」社とフォークが提携して開発した、カラーバリエーションが豊富なシリーズ。デザインはシンプルですが、首元のアクセントカラーが効き、ポケットは深めで実用性があります。 ポリエステル65%・綿35%のダンガリーシャツのようなハリのある肌触りと、使い込むほど風合いの出る素材感も特徴です。
ーユニフォームの着用感はどうでしょうか。
東京猫医療センターで採用している、ダークネイビーのスクラブは、猫の毛に気付きやすいので、診察前にきれいな状態にしやすいそうです。
「粘着シールがついたローラーで、スクラブについた毛をコロコロと取るのですが、ローラーで一往復すれば、毛がきれいに取れる生地なので扱いやすいです。この生地が気に入っているので、開院当時から変えていません」(服部院長)
飼い主さんと猫ちゃんのよりよい関係をサポートしたい
東京猫医療センターの今後について服部院長に聞きました。
「日々頑張るのが精いっぱいですが、来院する猫ちゃんを治し、飼い主さんと猫ちゃんのよりよい関係をサポートし続けたいと思っています」