兵庫県で高度医療を担う、数少ない動物病院

兵庫県芦屋市にあるネクスト動物医療センターは、2013年に開院。予防医療から高度医療までの動物のトータルケアを実践する動物病院です。
同院では他の動物病院からの紹介も多く、一般病院では治療が難しいと判断された動物を受け入れています。最先端の設備と技術で地域の高度獣医療を担っています。

入口を入ると、優しい木のぬくもりのある受付と、3か所に分かれた待合スペースがあります。
川上院長は待合スペースを分けた理由を、「病気の状態によっては元気なほかの子たちを見るのがつらいと感じる飼い主さんや、繊細な性格の子もなるべく落ち着けるように配慮したかった。」と教えてくださいました。

大学時代に6年間住んでいたこともあり、北海道に思い入れのある川上院長のこだわりで、施設全体に北海道の木材や自然の木を使用し、飼い主さんだけでなく動物たちもリラックスできるような空間づくりがなされています。

アンチエイジングという他にはない診療項目がありますが、これはどういった治療をするのでしょうか。
「アンチエイジングとは若返りという意味ではなく、『最後まで少しでも元気な状態で長生きさせてあげたい』という思いから行っている治療です。」

「末期のがん治療などは一般病院では対症療法だけしか出来ませんが、当院では再生医療や放射線治療も提供し、『少しでも長く一緒にいたい、何とかしてあげたい。』と考える飼い主さんの気持ちに寄り添うために、幅広い治療の選択肢を提供しています。」（川上院長）

動物の毛がつかないことが決め手だった、「イリアスマスト」素材のスクラブ

ネクスト動物医療センターは、開院以来フォークの制服一筋とのことです。その理由は、動物の毛がつきにくく、お手入れが簡単な素材「イリアスマスト」にありました。

他メーカーも含めいろいろ試着をした結果、「イリアスマスト」が最も動物の毛がつかず、汚れや毛が簡単に取れたとのこと。これが決め手となり、フォークのスクラブが採用されたそうです。
女性が多い看護師やトリマーからは着脱がラクなジップスクラブが人気です。

「フォークの中でも違う素材だと毛がつきやすいので、獣医師や看護師といった動物と触れ合うスタッフは『イリアスマスト』素材を使用したスクラブの中から選んでいることが多いです。」（川上院長）

また、洗濯してもシワになりにくく着心地がよいところも魅力で、ユニフォームに対するスタッフの満足度が高いそうです。

統一感がありながらも区別しやすい、部署ごとに異なるカラーとデザイン

ネクスト動物医療センターでは、来院される方がユニフォームを見て、どの職種の人なのか分かりやすいようにポジションごとにユニフォームを変えています。

男性の看護師の方はよく獣医師に間違えられてしまうので、色やデザインを変えることで、区別がつきやすいのがメリットなのだそうです。
各部署で色を統一して、デザインはスタッフ同士が相談し、自由に選んで着ているそうです。

近畿地方の獣医療を担うネクスト動物医療センター。高度な治療を動物たちに施すだけでなく、飼い主さんの心のケアにまで最善を尽くす、愛情にあふれた動物病院でした。スタッフの皆さんの専門性がチームで一つになって、今日も飼い主と動物の暮らしを真心で支えてくれています。

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