医療法人寿光会寿光会中央病院
- 総合病院
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ナースステーションのまわりが明るく華やかに色ってすごく大事だなと思いました
Q.まず、この病院の特長を教えてください
木下さん:創立41年で、地域の後方支援病院としてやっているんですが、慢性期医療で高齢者の方が多いです。近隣と違うのは、入院透析の方が多いですね。あとは回復期病棟という病棟があるんですけど、そこでは普通、自宅に帰られる方が多いんですが、うちではリハビリを経て、介護施設に移られる方が多いです。 みよし市の有料老人ホームと、老人保健施設もろもろがあって、599床ほど。入院を受けたらこの法人内で完結できるので、その受け入れ体制にご安心いただいて入院される方も多いです。入院透析の方に関しては、エリアが離れたところから入院される方もおられます。
Q.以前着用されていたどのようなユニフォームを着用されていましたか?
木下さん:後ろにファスナーがあるスクラブです。それもフォークさんの製品です。スクラブを使って4年が経ち、今5年目です。その時は、1着支給、他のものを3着支給していました。でも、色の発色や、首もとがスッキリしているだとか、あと着やすさで、看護師もみんな個人的にスクラブを3着ほど購入していましたよ。お尻のところまでファスナーがあって下から着られるので、髪型も崩れないところとかも評判良かったですね。
Q.ユニフォームを替えたきっかけはどのような理由で?
リースの契約が終わったからです。スタッフからは、前回のフォークさんのスクラブが良かったみたいで、次もスクラブにしてほしいって要望がありました。今回は5着支給のうち4着はスクラブです。1着は襟のあるナース服(それはフォークではない)。
Q.今のスクラブを選んだポイントをお聞かせください
今回は、後ろファスナータイプから、前のファスナータイプに替えたんですが、やっぱり前にファスナーがある方が動きやすくて良いです。前回のスクラブは、後ろのファスナーだったので、若い子でも後ろに手が回らないという声がありました。年配のスタッフはファスナー部分にヒモを付けたりしていましたね。
この病院は20代から80代までスタッフが居るので、やはりみんなが着られるように、と考えて、前ファスナーがポイントでした。
またこのスクラブの良さは、切り込みがあるから、お尻部分がラクで動きやすいです。患者さんの介助の時に実感します。前の空いた襟まわりもスッキリして、かがんでも中が見えないし、とても良いですね。60歳の元気なスタッフも居ますが、その方はいつもエンジのスクラブを、奇麗に着られています。
Q.今のスクラブに決定されたのは、木下看護部長さまと伺っていますが、どのような流れで決定されたのですか?
まず第三者的に観る必要があるなと思いまして、スタッフみんなに試着をしてもらいました。ここはいろんな年代のスタッフが居るので、色やデザインひとつにしても、いろんな年代の人に試着してもらいましたね。 私自身も、リリスピンクは特に、「この色、どうなのかな」って最初出会った時に思ったんですが、試着してみて印象が変わりましたね。着ると、表情も明るく見えて素敵だなと思ったんです。いろいろ試着してみる中で、みんなで「どう?どう?」ってチェックし合いました。 フォークさん以外のユニフォームも全部試着しましたが、やっぱりフォークさんのスクラブは発色がいいです。それにスクラブタイプって、シワになりやすいものとか、脇汗がしみたり、女性が着るとブカブカ…というのがありますが、これはAラインで多少ストレッチも効いていて。ラインがきれいに見える。下も、フォークさんのブーツカットのパンツにしました。 決め手のポイントは、やはり着心地の良さも考慮したいポイントですが、一番は患者さまからの見られ方ですね。リリスピンクは特に、ナースステーションに集まっていると、そのまわりが明るくみえますね。 それとちょうどテレビ番組で、たまたま放映しているのを観たんですが、ワコールさんは、女性の下着を作るときなど、いかにキレイに見えるか、きちんと設計してやっていると。だから女性らしい発色とか、形とか研究されているのかなって。
Q.実際に導入されて、働いてらっしゃる方の意識があがったなどの効果はありましたか?
ありました!一番最初に導入したときに「ありがとうございました」って感謝されました。
それと、うちで経営会議をしているんですけど、全国の事業所さんたちから「ねえ、それどこの??」って聞かれるんですよ。
色の発色が白衣らしくないのがいいって(笑)。
横浜の事業所の薬剤師さんも、このシリーズのブルーを着てこられました。ここから評判が広まっていってますね(笑)。それに近隣の病院に挨拶に行ったときも、必ず言われますね。「それいいですね」って。
Q.患者さんからの反応はいかがでしたか
リリスピンクという色は特に、患者さんからもスタッフからも非常に評判が良いです。顔が明るく見えるんですよね。最初、50代とかのスタッフは抵抗があったみたいなんです。試着する際も紺とか、地味な色を選んでいたんですが、私が隣で「顔が明るくなるからこっちにして」って(笑)。女性は着やせ効果で紺を選びがちなんですけど、私はピンクにしてって言っています。
色にこだわるのは、患者さんのためでもありますね。なんだか暗くて黒い物体って、患者さんにとっては不安にさせるらしいんです。だから明るめの色を選ぶようにしました。特に男性の患者さんからは「(リリスピンク)あれがいい」って。大人気です。
あと、患者さんからの要望で、誰が責任者か分からないと言われたみたいで、今回からは看護師長さん以上は、HI703の「グランディス×ダークネイビー」と「ストエカス×ダークネイビー」を着ています。他の子たちはこのHI704の襟のラインがないスクラブ。リリスピンクと、ダークネイビーと、バーガンディ。
Q.どの色を着てくるかは、本人に任されているのでしょうか?
はい、そうです。でも透析室は、土曜日はリリスピンクに統一しているらしいですよ。通常では休みの日、だからかもしれませんね。
Q.ユニフォームの変更によって、施設の雰囲気を明るくするとか、働く人の意識を変えていくとか、そういった期待というのはありましたか?
ナースステーションで、ナースたちが申し送りをするんですが、廊下から見ていても、リリスピンクを着ている人が多いと、すごく明るく見えるんですよ。華やかですね。だから色ってすごく大事だなと思いましたね。この病院は寝たきりの方や高齢者の方が多いですが、他と違って、重苦しさがない。そういう意味でもユニフォームの切り替えで、院内も明るくなってよかったです。
実は、以前は看護と介護の部署だけリースだったんです。働く側のモチベーションも上がるし、見た目の良さもいいね、という話になって、放射線科、薬局、リハビリ科もリースに替えたんですよ。薬局は私服の上に白衣のコートだったんですけど、上下白のチェロキーしています。
Q.実際に着られていかがですか?
女性看護職員:気に入っています!着心地は軽くていいですね。動いた後とかは暑くなるんですけど、こもった感じがなくて、毎日心地良く着させてもらっています。(HIスクラブ)
女性看護職員:ポケットが便利です。はさみ、ボールペン、油性ペン、印鑑とかを入れています。ボールペンをスッと出したりしたいので常にここに入れています。ウエストのループも活用しています。(HIスクラブ)
女性看護職員:この病院では週に2回クリーニング出せるんですけど、人にもよりますが私は週5で入っているので、洗濯が間に合わないので自宅で洗っています。シワが気にならないしヘタリも少ないですね。洗ったら干すだけで、アイロンもかける必要もないんで、助かっています。(HIスクラブ)
女性薬剤師:大分気に入っています。長さもちょうどいいし、ステッチが気にいっています。このカットもかっこいいですね!(チェロキーコート)
男性職員(リハビリ):患者さんの介助をする時も、腕が上げにくいとかもなく、吸水速乾性もあるような感じなので、介助中に気に汗とかムレとか気になったりはしないですね。
男性職員(リハビリ):この病院に勤務しだしたのは最近で、このスクラブが最初のウェアなんですけど、デザインがシンプルで気に入っています。
女性職員(リハビリ):涼しいです。熱がこもらない。襟元はちょっと空き過ぎが気になります…下に何か着ないと丸見えなので…。
女性職員(リハビリ):リハビリ科では特に肩をよく動かすんですが、このスクラブは動かしやすいです。患者さんを介助する時も気になりません。以前のよりも動きやすいですね。患者さんから、このスクラブに変わったときに、いいねと言われました。前はピンクだったんですが、今回はエンジと紺の2色で落ち着いた雰囲気で評判でした。