聖路加国際病院
- 総合病院
- 東京都
患者さんへの対応時にも活用できるウエア"スクラブ"
スクラブは、患者さんに寄り添うぞ!というドクターの意思の表れ。
以前は外科医であっても、外来の診察の際にはワイシャツにネクタイを着用するのが適切だと言われている時代があったそう。「しかしそれは、手術の多い外科医にとって現実的ではない。そういった背景のなかでずっとスクラブのように動きやすく、患者さんへの応対時にも活用できるウエアの存在は待ち望まれていた」とおっしゃる大竹先生。
また、山脇先生は「スクラブは患者さんに寄り添うぞ!という意思表示」だと語ります。手術着の印象が強いスクラブは、患者さんに接する際には不適切なウエアだと捉えられがちです。しかし、着ている人のフットワークを軽くするスクラブは、現場にいる患者さんのそばに、いちばんに駆けつけようというドクターの強い気持ちの表れでもあるのです。 タフで動きやすく、洗うことで清潔性も維持できるスクラブだからこそ、現場の先生の熱い想いに寄り添えるのです。
左上:大竹先生の似顔絵
右上:聖路加のロゴワッペンと形成外科10周年記念の刺繍
左下:スクラブをデザインされた山脇先生(左)と大竹先生(右)
右下:バックスタイルにも大竹先生の似顔絵刺繍
似顔絵でサプライズをプレゼント。
オリジナリティを加えて、病院スタッフにもご家族にも大好評。
30年以上、外科医として第一線で活躍されている大竹尚之先生。
還暦祝いとして形成外科のドクターの皆さんが贈ったのは、大竹先生の似顔絵が刺繍されている真っ赤なスクラブ。
「ただの赤いスクラブだったらよくある話だが、この似顔絵のアイデアには私の家族も驚いていた」と大竹先生はおっしゃいます。大竹先生は、スタッフにメッセージを贈る際、必ずと言っていいほどご自身の似顔絵を添えるそう。その似顔絵を胸と背中の2カ所にあしらったオリジナル・デザインは「似ている、かわいい」など、院内のスタッフからも大好評だそうです。
デザインしたのは形成外科医の山脇先生。「現場主義の大竹先生には赤のスクラブがぴったり。発色もよく、また機能的にも優れているPANTONEのスクラブを選びました」。
左上:普段の診察の際は、形成外科医のチーム・ウエアを着用。左腕のロゴをワッペンにすることでインパクトのあるデザインに。
右上:赤いスクラブは式典など、特別な機会に着用。似顔絵入りのスクラブは院内でも評判。
右:形成外科医のチーム・ウエアは「国境なき医師団」のスクラブ。シワになりにくく、購入することで国境なき医師団に寄付できる点も魅力。