医療法人清和会 長田病院
- 総合病院
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事務スタッフにベージュのスクラブを採用 「軽く、動きやすく、明るくなった」
「地域応援病院」として最新の医療サービスを提供
医療法人清和会 長田病院は、1985年に長田内科医院として開設後、2003年2月に現在地に新築移転、2023年で20年目を迎えました。『創意と真心で日本唯一の内科病院になる』を志(our vision)に掲げ、「しあわせにふる里に生きる」ことができる地域社会の実現を目指しています。地域と連携した専門医療を提供し、患者さんとご家族の安らぎを確保することを病院理念としています。
特徴は、ベッド数182のケアミックス型の内科病院として、急性期から慢性期、リハビリテーション、緩和ケアまでをカバーする病棟編成です。健やかな生活を支える医療を創り出す「地域応援病院」として、常に最新・最適の医療サービスを提供しています。
また、医療の質、経営の質の向上を図るため第三者評価を積極的に活用するとともに、真心の医療(アドボカシー医療)を大切にしています。
機能性が採用の決め手に 予算を抑えられ支給枚数を増やせた
今回、リニューアルした病院事務スタッフのユニフォームはスクラブです。事務スタッフのスクラブの採用はめずらしい印象もありますが、どのような経緯があったのでしょうか。
以前着用していたベストは、タイトで体型を拾いやすく、動きづらい、暑い、ポケットが浅くて使いにくいという声があったといいます。ベストが廃番になったため、カタログを取り寄せ、オーバーブラウスなど新しいユニフォームの検討を始めました。
「実は、前の年に(院内の)社会福祉士がベストからスクラブに変更して、評判が良かったのです。また、発熱外来の事務業務を行う時は、感染や暑さ対策のためスクラブに着替えて行っていることもあり、スクラブも候補に入れてメリットや予算などを話し合いました」(広報室・吉原さん)
一方で、「事務は事務らしい服装がよいのでは」という声もあり、慎重に議論を重ねたといいます。ただ、実際にサンプルを見て、職員の意見を聞いたところ、反対意見は少数であることがわかりました。全員で着用感、機能性や費用などを検討し、フォークのスクラブに決めたといいます。
採用の決め手は何だったのでしょうか。「動きやすく素材が軽くて涼しい点、ポケットがたくさんありメモ帳やPHSなどたくさん物が入る点がポイントでした」(吉原さん)
また、楽に着替えができて洗濯もしやすくアイロンがけがいらないことも決め手となりました。予算が抑えられた分、支給枚数を増やすこともできたそうです。以前のカラーはネービーでしたが、威圧感が出ないように温かみを感じるベージュカラーを採用しました。
事務職全体の統一感が出た 患者さんからも好評
実際の着心地はどうでしょうか。スタッフからは「さらっとして軽く、洗濯してもすぐ乾くので助かる」、「ベストの時はたくさんボタンがあって、着替えが億劫でしたが、さっと羽織ってシュッとジップを締めるだけなので、ストレスなく着替えることができる」といった声が上がっているそうです。
スクラブには、スカートかパンツ、好きなほうを選ぶことができます。「スカートにもパンツにも違和感なく合わせられ、ゆったりしたつくりなので、体型を選びません」(吉原さん)
明るいベージュカラーのスクラブは、患者さんにも好評だといいます。「患者さんからは『雰囲気が明るくなったね』と声をかけられることが増えました。エステなど美容系のクリニックのようと言われることもありますので、清潔感や好印象を持たれていると実感しています」(同)
事務職全体の一体感が生まれたという長田病院。新しいユニフォームを着たスタッフが他部署と連携をとりながらきびきびと働く姿が印象的でした。
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